使い方Graycardブログ

Graycardの使い方、 カードから、共有するJPEGまで。

メモリーカードやフォルダを開き、自動セレクトで失敗カットを取り分け、色を確認して、すぐ共有できるJPEGに書き出します。Graycardでの最初の撮影を順を追って紹介します。

執筆:SideSwipe Labs5分で読めます

共有用、2048 px、sRGB、位置情報の削除に設定したGraycardの書き出しシート。横には書き出した3枚のJPEGと、AirDrop、メッセージ、メール、写真を選べる共有メニューがあります。
Mac App Storeの掲載画像より · 写真はイメージです

要点

5つのステップ。ほとんどはキーひとつで。

  1. ⌘Oでメモリーカードかフォルダを開きます。
  2. ⇧⌘Kで自動セレクトを実行し、取り分けられた写真を確認します。
  3. Pで気に入った写真を採用にし、Cで連写を見比べます。
  4. 色を確認し、⇧⌘Cで一連の写真に同じルックをかけます。
  5. ⇧⌘Eで書き出し、「共有用」を選んでから「共有…」を押します。

Graycardは写真を元の場所のまま読み取り、オリジナルを変更、移動、削除することはありません。最初の80枚は無料で書き出せます。

01メモリーカードかフォルダを開く

⌘Oを押してメモリーカード、ドライブ、フォルダのいずれかを選ぶか、Graycardのウインドウにドロップします。中にあるフォルダも一緒に開きます。ライブラリには何もコピーされません。Graycardはフォルダへのブックマークを保持し、ファイルを元の場所のまま読み取ります。同じ名前のRAWとJPEG、またはRAWとHEIFは1枚の写真として扱われ、RAWから仕上げられます。

写真がメモリーカードやドライブにある場合は、作業中は接続したままにしてください。取り外すと、サイドバーでその撮影がオフラインと表示されます。もう一度接続して「再接続…」を選び、同じフォルダを指定すれば、星とフラグはそのまま残っています。

撮影ごとに専用のウインドウを開けます。⌘Nを押すか、サイドバーで撮影を⌘クリックしてください。

02自動セレクトで失敗カットを取り分ける

⇧⌘Kを押し、厳しさ(「控えめ」「標準」「厳しめ」)を選んで「開始」を押します。自動セレクトはMac上で各写真のプレビューを読み取り、ブレやピンぼけ、目つぶり、露出の失敗、連写の余分なカットを探します。進むにつれて件数が更新されます。

「確認」を押すと、取り分けられる写真がすべて、理由と一緒に表示されます。まだ残したい写真は「残す」(K)で未選別のままにします。それから残りを不採用にします。何も削除されず、⌘Zで取り消せます。

自動セレクト後のコンタクトシート。9カットのうち3カットが取り分けられ、「ピンぼけ」「露出不足」「白とび」と表示されている
自動セレクトが9カットのうち3カットを、それぞれの理由とともに取り分けたところ。Mac App Storeの掲載画像より。写真はイメージです。

チェックはひとつずつ調整したり、オフにしたりできます。詳しくは「自動セレクトのしくみ」で説明しています。

03採用カットに星とフラグを付ける

星とフラグはキーボードで付けられます。グリッドでも、写真を開いた状態でも使え、星やフラグを付けるたびにGraycardは次の写真に進みます。

キー 操作
0–5 星
P 採用
X 不採用
U フラグを外す
E 書き出しから除外

グリッドの上のバーには「すべて」「採用」「未選別」「不採用」が並び、種類ごとに写真を表示できます。

連写は、そのカットを選択してCを押します。比較表示では最大9枚が並び、矢印キーで選び、Returnキーで操作対象の写真を開き、escキーで戻ります。

04色を確認する

Graycard Autoは、すべての写真を自動で仕上げます。顔、トーン、色のバランスを整え、仕上がりは自然なままです。写真を変更するには、ダブルクリックするか⌘2を押して、「写真」表示で開きます。写真は分割表示され、左が撮影時のまま、右が仕上げ済みです。スペースを押している間は、撮影時のままの状態が表示されます。

  • 右側のインスペクタで、ルックとその強度を選びます。
  • Zで100%表示にしてピントを確認し、Jで白とびと黒つぶれを表示します。
  • 一連の写真に同じルックをかけるには、仕上げた写真と一緒にそれらを選択し、⇧⌘Cを押します。

日陰から窓辺の光へと移る一日のように光源が混在すると、Autoは写真ごとにホワイトバランスを設定し直すため、一連の写真の色がばらつくことがあります。その光で撮った1枚で色温度を決め、一連の写真を選択して、書き出しシートで「ホワイトバランスを固定してAuto」を選んでください。すべての写真がその色温度を使い、トーンは引き続きAutoが整えます。

一連の6枚の写真。最初は写真ごとのAutoでホワイトバランスがばらつき、次にひとつのホワイトバランスを固定してそろえた状態
写真ごとのAutoと、一連の写真にひとつのホワイトバランスを固定した状態。Mac App Storeの掲載画像より。写真はイメージです。

05書き出して共有する

⇧⌘Eを押して「共有用」を選びます。長辺2048 px、sRGBのタグ付きのJPEGで、GPSと位置情報の項目は削除され、撮影日とカメラの情報は残ります。「フルサイズ」はすべてのピクセルと位置情報を残し、「プリント」も同様で、16ビットTIFFも選べます。フォルダを選んで書き出します。

「不採用をスキップ」がオンの間は不採用の写真は書き出されず、「採用のみ」では採用した写真だけが書き出されます。Graycardは1枚ずつ仕上げて書き込んでから次の写真に進むので、途中でキャンセルしても、それまでに書き出した写真はすべて残ります。

書き出しが終わったら、概要の「共有…」でJPEGをAirDrop、メッセージ、メール、写真に送れます。次回からは、「ファイル」›「もう一度書き出す」(⌥⇧⌘E)で、選択した写真を保存済みの設定のまま、シートを開かずに同じフォルダへ書き出せます。

最初の80枚は無料で書き出せ、もう一度書き出すのも無料のままです。それより多く書き出すときは、Graycard Proで上限がなくなります。

06キー操作のまとめ

操作 キー
フォルダを開く、新規ウインドウ ⌘O、⌘N
自動セレクト ⇧⌘K
星、採用、不採用、フラグを外す 0–5、P、X、U
書き出しから除外 E
比較表示 C
写真を開く、グリッドに戻る ↩、esc
押している間は撮影時のまま、100%、クリッピング、切り取り スペース、Z、J、R
ルックをコピー、ルックをリセット ⇧⌘C、⇧⌘R
書き出す、もう一度書き出す ⇧⌘E、⌥⇧⌘E
グリッド、写真、書き出し済み ⌘1、⌘2、⌘3
ジョブ履歴、ヘルプ、設定 ⌥⌘J、⌘?、⌘,

よくある問題の解決方法はサポートページにあります。アプリの「ヘルプ」(⌘?)には、すべてのメニューのキーが載っています。

Mac App Store無料ダウンロード

Mac用Graycard。

RAWやJPEGのフォルダを開き、失敗カットを取り分け、色を仕上げて、すぐ共有できるJPEGに書き出します。何もアップロードされません。

価格
最初の80枚まで無料
動作環境
macOS 26以降
対応Mac
AppleシリコンまたはIntel
アカウント
不要
Mac App Storeからダウンロード

または、App Storeアプリを開いて「Graycard」を検索してください。

ダウンロードしたら

  1. 01無料で入手
  2. 02フォルダを開く⌘O
  3. 03自動セレクト⇧⌘K
  4. 04写真を書き出す⇧⌘E

撮影で必要になったら、Proで80枚の上限を解除できます。買い切り、年額、月額から選べ、どのプランもファミリー共有に対応しています。