ガイドGraycardのガイド

写真を共有するときの 書き出し設定。

出典の確認日:2026年10月8日5分で読めます出典

要点

JPEG、sRGB、プロファイル埋め込み、約2048 px。

送ったり投稿したりする写真は、カラープロファイルを埋め込んだsRGBのJPEGで、長辺約2048ピクセルに書き出します。フルサイズのファイルは、プリント用と保管用に取っておきます。「写真」アプリならこの形で書き出せますが、「プレビュー」の書き出しで設定できるのはフォーマットと品質だけです。Graycardなら、フォルダ全体をこの形で一度に書き出せます。

01サイズ

写真がMacを離れたら、大きければよいというものではありません。Instagramのヘルプセンターには、写真を共有すると「可能な限り最高の画質の解像度(最大で幅1080ピクセル)でアップロードされるようにしている」とあります。メッセージアプリも、送った写真のサイズを変えることがあります。2048 pxのファイルは、Instagramが残す1080ピクセルよりも幅があり、それでいてフルサイズのファイルよりずっと小さく済みます。

写真の行き先別の書き出しサイズ
行き先書き出し理由
Instagram2048 px、または幅1080 pxInstagramは最大で幅1080ピクセルでアップロードします。縮小を自分で行いたい場合は、幅1080で書き出します。
メッセージ、WhatsApp2048 pxスマホの画面には十分です。送信時にアプリがサイズを変えることがあります。
メール1600〜2048 pxファイルが小さいほど、添付もダウンロードも速く済みます。
Webギャラリー2560 pxノートパソコンやデスクトップの画面でも余裕があります。
プリント、保管フルサイズプリントにはすべてのピクセルが必要です。オリジナルも残しておきます。

02カラープロファイル:sRGBを埋め込む

カラープロファイルは、ファイル内の数値をどう読むかを、表示するソフトに伝えるものです。Webの色の規格には「タグのない画像は、sRGB色空間にあるものとして扱わなければならない」とあります。そのため、途中のどこかでプロファイルが失われたり無視されたりしても正しく読まれる色空間は、sRGBだけです。Jeffrey Friedl氏も以前から同じことを勧めていて、「Webで表示する写真を用意するときは、sRGBを使う」「すべての画像にカラープロファイルを埋め込む」と書いています。Canonの説明書も、通常の撮影にはsRGBを勧めています。

カラープロファイルと、それが失われたときに起きること
プロファイル用途途中でプロファイルが失われると
sRGB(埋め込み)送ったり投稿したりするものすべてどのみちsRGBとして読まれるので、何も変わらない
Display P3(埋め込み)Appleのデバイスと、カラーマネジメント対応のアプリsRGBとして読まれ、鮮やかな色がくすんで見える
Adobe RGB(埋め込み)指定のあるプリントの仕事sRGBとして読まれ、色がくすみ、沈んで見える
プロファイルなしできれば使わないピクセルが何であれ、常にsRGBとして読まれる

Friedl氏は、色空間が誤って読まれたときの見え方を説明しています。その結果は「おかしく見えることがあり」、たいていは「くすんで沈んだ」色になります。色あせて見える原因の1つがこれです。プロファイルが途中で失われたか、表示するソフトがそれを無視したのです。

03カメラの設定はAdobe RGBかsRGBか

多くのカメラでは、JPEGをAdobe RGBに設定できます。CanonのEOS R6 Mark IIの説明書には、「Adobe RGBの色空間で撮影した静止画のファイル名は『_』で始まる」こと、「ICCプロファイルは付加されない」こと、そして「通常の撮影ではsRGBを推奨する」ことが書かれています。

プロファイルがないと、そのファイルがAdobe RGBであることは、メタデータにしか書かれていません。ExifToolのドキュメントには「Adobe RGBの画像は、InteropIndexが『R03』の『Uncalibrated』で示される」とあります。プロファイルは読んでもこのタグは読まない表示ソフトは、ファイルをsRGBとして扱い、色がくすんでしまいます。

プリントラボからAdobe RGBを指定されない限り、カメラはsRGBのままにしてください。Adobe RGBのJPEGがすでにある場合は、共有する前に、コピーをプロファイル埋め込みのsRGBに変換してください。

04位置情報

写真には、撮影した場所の情報が含まれていることがあります。公開の場に投稿する前に、その情報を写真と一緒に渡すかどうかを決めてください。Graycardの「共有用」プリセットはGPSと位置情報の項目を削除し、撮影日とカメラの情報は残します。「フルサイズ」と「プリント」は、GPSと位置情報も残します。書き出しシートの「位置情報」の行では、「残す」か「削除」を選べます。

05JPEGの品質

私たちが確認したどの情報源も、使うべきJPEGの品質を示していないため、このガイドでは数値を挙げません。共有にはGraycardの初期設定で十分です。プリントでは、お好みで上げてください。

06設定する場所

各アプリで書き出しを設定する場所
アプリ場所選べる項目
「写真」アプリ「ファイル」›「書き出す」›「[枚数]枚の写真を書き出す」写真の種類、JPEG品質、サイズ、カラープロファイル
「プレビュー」サイドバーで複数の画像を選択して「ファイル」›「選択中のイメージを書き出す」(1枚なら「ファイル」›「書き出す」)フォーマットと、JPEGなら品質
Graycard「書き出す」(⇧⌘E)から、プリセットを選ぶ「共有用」(2048 px、sRGB、GPSと位置情報の項目を削除)、「フルサイズ」、「プリント」

GraycardはすべてのJPEGにsRGBまたはDisplay P3のタグを付け、撮影日とカメラの情報を残します。GPSと位置情報の項目には「位置情報」の行があり、「残す」か「削除」を選べます。「共有用」プリセットなら、フォルダ内のすべての写真に、これらすべてを一度に設定できます。書き出した写真は、「共有…」でAirDrop、メッセージ、メール、写真に送れます。

07出典

各出典は2026年10月8日に開いて確認しました。引用は英語の原文を忠実に訳したものです。

  1. Instagramヘルプセンター、"Image resolution of photos you share on Instagram"。help.instagram.com。最大で幅1080ピクセルでアップロード。
  2. W3C、"CSS Color Module Level 4"、勧告候補草案、2026年10月7日。w3.org。タグのない画像はsRGB。
  3. Jeffrey Friedl、"Digital-Image Color Spaces, Page 7: Recommendations and Links"、2006年10月3日。regex.info。WebにはsRGBを使い、プロファイルを埋め込む。
  4. Jeffrey Friedl、"Digital-Image Color Spaces, Page 2: Test Images"、2006年10月3日。regex.info。誤って読まれた色空間はくすんで見える。
  5. Canon、EOS R6 Mark IIの説明書、"Color Space"。cam.start.canon。Adobe RGBのファイル名、ICCプロファイルなし、sRGB推奨。
  6. ExifTool、"EXIF Tags"、2026年4月15日改訂。exiftool.org。Adobe RGBは、InteropIndexがR03のUncalibratedとして示される。
  7. Appleサポート、"Export photos, videos, slideshows, and memories on Mac"。support.apple.com。「写真」アプリの書き出しオプション。
  8. Appleサポート、"Convert image file types using Preview on Mac"。support.apple.com。「プレビュー」の書き出しオプション。

Mac App Store無料ダウンロード

Mac用Graycard。

RAWやJPEGのフォルダを開き、失敗カットを取り分け、色を仕上げて、すぐ共有できるJPEGに書き出します。何もアップロードされません。

価格
最初の80枚まで無料
動作環境
macOS 26以降
対応Mac
AppleシリコンまたはIntel
アカウント
不要
Mac App Storeからダウンロード

または、App Storeアプリを開いて「Graycard」を検索してください。

ダウンロードしたら

  1. 01無料で入手
  2. 02フォルダを開く⌘O
  3. 03自動セレクト⇧⌘K
  4. 04写真を書き出す⇧⌘E

撮影で必要になったら、Proで80枚の上限を解除できます。買い切り、年額、月額から選べ、どのプランもファミリー共有に対応しています。